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結成50年によせて

A Message for the 50th Anniversary

フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団の結成50年記念演奏会によせるメッセージを順次掲載しています。

We are publishing messages commemorating the 50th anniversary of the Philharmonic Ensemble Orchestra on an ongoing basis.

加えて、これまでの歩みの中で出会った多くの方々への感謝の気持ちを込め、創設当初から現在に至るまでの歴史や挑戦、転機となった出来事を振り返る記念動画を制作し、WEBにて公開いたしました。半世紀にわたる活動の軌跡と、時代とともに積み重ねてきた想い、そしてこれからの未来への展望を一つの映像にまとめています。これまで私たちを支えてくださった皆さまはもちろん、初めて知っていただく方にもぜひご覧いただけましたら幸いです。

Kenichiro Koboyashi

小林研一郎氏からの
メッセージ

首席客演指揮者

”炎のコバケン”の愛称で親しまれる日本を代表する指揮者。東京藝術大学作曲科、及び指揮科の両科を卒業。1974年 第1回ブタペスト国際指揮者コンクール第一位、及び特別賞を受賞。2002年プラハの春音楽祭では東洋人初のオープニング「わが祖国」を指揮して万雷の拍手を浴びた。
これまでにハンガリー国立フィル、チェコ・フィル、アーネム・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フランス国立放送フィル、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、ロンドン・フィル、ハンガリー放送響、N響、読響、日本フィル、都響等の名立たるオーケストラと共演を重ね、数多くのポジションを歴任。
ハンガリー政府よりハンガリー国大十字功労勲章(同国で最高位)等、国内では旭日中綬章、文化庁長官表彰、恩賜賞・日本芸術院賞等を受賞。

小林研一郎です。

50周年!とてつもなく大変な世界に入り込んでいただけましたね。50年も続くオーケストラなんて滅多にないのですから、皆さん誇りに思って、しかも誇りに思えるような演奏を長い間続けてくださいました。

これからもますます意欲的に伸びていかれることを心から願っています。
ますますのご発展を!そして心から応援しております。

Olaf Ott

オラフ・オット氏からの
メッセージ

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団楽団 首席トロンボーン奏者

1963年ドルトムント生まれ。ヴェストファーレン・リッペ音楽大学ドルトムント校(現デトモルト音楽大学)にてハインツ・クリッケ教授に師事。1983年西ドイツ青少年音楽祭で優勝。
1985年デュイスブルク交響楽団首席トロンボーン奏者(ライン・ドイツ・オペラ兼任)、1989-1994年ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)首席トロンボーン奏者を経て、1994年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、1999年以来、首席トロンボーン奏者を務める。オーケストラやベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルとしての活動のかたわら、1982年に結成されたトリトン・トロンボーン四重奏団のメンバーとして、1986年ハンガリーのバラチで行われた国際金管室内楽コンクール第1位、1992年東京国際音楽コンクール室内楽第3部門第2位(ベスト・トロンボーン・クァルテット特別賞)受賞。2006年の来日公演はNHKで放送される。現在、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団オーケストラ・アカデミーならびにハンス・アイスラー音楽大学で後進の指導にあたる他、ヨーロッパ、アジアなど世界各地でマスタークラスを開講している。

Naoto Otomo

大友直人氏からの
メッセージ

指揮者

桐朋学園在学中に22才でNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、日本の音楽界をリードし続けている日本を代表する指揮者のひとり。これまでに日本フィル正指揮者、大阪フィル専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督、瀬戸フィルハーモニー交響楽団ミュージックアドバイザー。
国外においてはロイヤルストックホルム管弦楽団、フランス国立ロレーヌ管弦楽団、オーケストラカンヌ、オーケストラトスカーナ、プッチーニフェスティバルオーケストラ、ルーマニア国立放送交響楽団、インディアナポリス響、コロラド響に等に度々招かれており、ハワイ響には旧ホノルル響時代から20年以上にわたり定期的に招かれている。
小澤征爾、森正、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘らに学ぶ。NHK交響楽団指揮研究員時代にはW・サヴァリッシュ、G・ヴァント、F・ライトナー、H・ブロムシュテット、H・シュタインらに学び、タングルウッドミュージックセンターではL・バーンスタイン、A・プレヴィン、I・マルケヴィチからも指導を受けた。大阪芸術大学教授、東邦音楽大学特任教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。

Takashi Nagamine

永峰高志氏からの
メッセージ

コンサートマスター(元NHK交響楽団首席奏者)

東京藝術大学卒業後NHK交響楽団に入団。第1ヴァイオリン次席奏者、第2ヴァイオリン首席奏者として活躍する。2012年NHK交響楽団より同団への功績が認められ第32回有馬賞を授与される。2015年同団を退団する。現在、オーケストラとの共演でソリストとして、またウォルフガング・サヴァリッシュ、ペーター・シュミードル、ヴェンツェル・フックス各氏との共演等で室内楽奏者としても活躍している。コンサートマスターとしても、新日本フィル、仙台フィル、山形交響楽団、N響メンバーによる室内合奏団等に客演し好評を得ている。最近はシュトゥットガルト室内管弦楽団、仙台フィル、アンサンブル神戸、N響メンバーによる室内合奏団、オンディーヌ室内管弦楽団、静岡フィル等の指揮をし、指揮者としても活動の場を広げている。仙台フィル&小曽根真氏との共演で演奏されたガーシュイン作曲「ラプソディー・イン・ブルー」、シュトゥットガルト室内管弦楽団との芥川也寸志作曲「弦楽のための三楽章」の演奏は非常に高い評価を得た。
 国立音楽大学特任教授、洗足学園音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師として後進の指導にも当たっている。

Yoshiyuki Itoda

井戸田善之氏からの
メッセージ

特別顧問(元NHK交響楽団コントラバス奏者)

東京都生まれ。15歳よりコントラバスを始め、中博昭、故江口朝彦、故小野崎充、ロドニー・ストラフォードの各氏に師事。1979年NHK交響楽団に入団。37年にわたりNHK交響楽団コントラバス奏者として活躍し、2016年に同団を定年退職。
在職中よりオーケストラ活動のほか、室内楽、ソロの分野でも緻密で深い表現力を持つヴィルトゥオーゾとして活躍。L.シュピーラー、W.ヒンク、K.グロート、R.ナストゥリカ、O.オットー各氏、パノハ弦楽四重奏団、カルミナ弦楽四重奏団等、世界的に著名な演奏家と数多く共演し、いずれも高い評価を受けている。また著名な指揮者との交流があり、特に、V.ゲルギエフ、H.ブロムシュテット両氏との親交には厚いものがあり音楽的にも強く影響を受けている。

Kazukuni Murakami

村上和邦氏からの
メッセージ

特別音楽顧問(元NHK交響楽団・ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団)

1947年神奈川県生まれ。東京藝術大学附属高校を経て、東京藝術大学を卒業。
1970年オランダのロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団に入団。第2コンサートマスターを務める。1975年アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団に入団。レナード・バーンスタイン、カール・ベーム、ラファエル・クーベリック、リッカルド・ムーティ、クラウディオ・アバドなどのもとで演奏会やレコーディングに参加。
1979年NHK交響楽団に入団。第2ヴァイオリン首席奏者、第1ヴァイオリン次席奏者などを歴任。1987年からは、武蔵野音楽大学で後進の育成にも努めている。

Syouichi Kubo

久保昌一氏からの
メッセージ

特別顧問(NHK交響楽団首席ティンパニ奏者)

東京音楽大学卒。ベルリン芸術大学に留学、ベルリン・フィル元首席ティンパニ奏者O.フォーグラー教授に師事。ベルリン芸術大学在学中、ベルリン・ドイツ・オペラとSFBベルリン自由放送協会のレコーディングにて活躍。帰国後、ペーター・ゾンダーマン氏に師事。N響入団後、ベルリン・フィルなどの来日公演に出演。第3回別府アルゲリッチ音楽祭にてマルタ・アルゲリッチ氏とバルトークの2台のピアノと打楽器の為のソナタを共演。2010年5月・6月、SWRシュトゥットガルト放送響の招聘によりゲストティンパニストとして定期演奏会及びシュヴェツィンゲン音楽祭に出演。2017年3月、オランダ マーストリヒト音楽院にて2日間にわたりマスタークラスを行う。現在、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア首席奏者。東京音楽大学教授、武蔵野音楽大学講師。フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団特別顧問。

Takenori Yoshikawa

吉川武典氏からの
メッセージ

トレーナー(元NHK交響楽団トロンボーン奏者)

トロンボーン奏者。東京藝術大学在学中、新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。1991年、NHK交響楽団に移籍し、2025年まで在籍。1988年、第5回日本管打楽器コンクール・トロンボーン部門第1位、およびコンクール大賞を受賞。1996~1997年、文化庁海外派遣芸術家在外研修員としてベルリンへ留学。2013年、香川県文化芸術選奨受賞。これまでに、ソロアルバム「風花賛礼」、「トロンボネッタ」、トロンボーン四重奏、金管アンサンブルなど、15枚のCDをリリースした。伊藤清氏、ヴォルフラム・アルント氏に師事。N-crafts(金管五重奏)、トロンボーン・クァルテット・ジパング、トウキョウブラスシンフォニーのメンバー。東京音楽大学教授、東邦音楽大学特任准教授、沖縄県立芸術大学音楽学部非常勤講師、高松第一高等学校音楽科特別招聘講師。

Maokoto Sannohe

三戸誠氏からの
メッセージ

ヴィオラ・トレーナー

国立音楽大学附属音楽高等学校音楽科、同大学を経て、同大学院修了。1983年より三戸誠ヴィオラリサイタル、98年よ り三戸誠&佐藤由里亜デュオ・リサイタルを催す。99年アメリカ・メーン州 “Arcadia International String Festival” に、 室内楽・オーケストラのコーチとして参加。2006年ISMEマレーシア・クアラルンプール大会にてデュオ・リサイタル、 “Sentuhan International Music Festival” にてトルコのAnatolian Sun Quartet とセッションし好評を博す。15年第 10回リサイタルを催す。ヴィオラを渡部啓三、ミルトン・トーマス、室内楽を岩崎淑、中村泉の各氏に師事。オーケス トラ・室内楽・ソロの演奏活動の他に、国立音楽大学/附属高等学校・洗足学園音楽大学/大学院・玉川大学などで後進 の指導に携わってきた。現在、東京都立総合芸術高等学校、早稲田大学エクステンションセンター講師。八戸イカール 国際音楽祭&ミュージックキャンプ・アーティスト。

Yusuke Suzuki

鈴木雄介氏からの
メッセージ

チェロ・トレーナー

Orchestra Member

団員からのメッセージ

I.Ishizawa (ホルン)

私は1990年、オーチャードホールの第20回演奏会から参加させていただいています。この頃のフィルハは、様々なご縁をもとに日本各地に演奏旅行に行きました。

私が行った新潟、大阪、宮崎への演奏旅行は、演奏会はもちろん、現地の風情とおいしいもの…ととても楽しいものでした。
さらにフィルハの演奏旅行は、家族が参加できるオプショナルツアーがあり、団員の中には、家族が参加する人もおりました。我が家の音楽好きの両親も参加し、団員の皆さんに暖かく迎えていただいたこと、とても感謝しています。

練習後に場所をとり、自主的にアンサンブルをしていたのもこの時期です。メンバー一人一人がやってみたい曲、面白い曲を持ちより、アンサンブルを大いに楽しんでいました。フィルハとしても内部演奏会としてカザルスホールで室内楽(アンサンブル)演奏会を開催。弦楽、木管、金管の各アンサンブル、また我々ホルンがアンサンブルをしたように、各楽器ごともアンサンブルを披露しました。他にも金管で合宿してアンサンブル大会をしたり、オケ全体でも新潟(現地集合、現地解散!)のスキー場で合宿をしたり…。みんなフィルハが楽しくて、みんな音楽が大好きで、少しでも上手くなりたかった!そんなことが活動の中から見えてくる気がします。
この頃(もしくはもっと前から?)からN響の先生方の指導がさらに増えていったような気がします。分奏、パート練習、合奏…。指揮者の先生方、指導者の先生方からの言葉は、まさにプロの現場の話。演奏指導から様々なエピソードまで、一つ一つが今のフィルハの積み重ねてきたものです。感謝、感謝です。アメリカ、ウィーン、北京、ベルリンへの海外演奏会を経験させてもらいましたが、どの旅も思い出深いものばかりです。

聴衆からその国の文化を肌で感じることができました。
スタンディングオーベーションはもらえるのか?…真の反応。
聴衆が舞台に上がる時から演奏者を見てる。…プレーヤーの皆さん、この舞台楽しんでる?
演奏中に客席で携帯が鳴り、喋り始める…(汗)

最後に、自分の贅沢な思い出を。
カーネギー・ホールと凱旋公演時のサントリーホールの音の響きを比べて、どっちがよかった?なんて語り合うという贅沢なことをしたり、ウィーン楽友協会ホールの舞台はとってもとっても狭くて椅子の後ろ足が短かいことを生で見、「この舞台にマーラーも立ったんだよなぁ」とみんなで感動したり、ベルリンフィルハーモニーで大友先生の指揮で、先日亡くなられた山本眞先生と皆で一緒に演奏した三枝成彰氏の曲「天涯」が、本当に美しかったことを知っていたり…本当にフィルハでの活動は、今までもこれからも、私にとって人生の宝物です。

今回私は、10数年振りに演奏会に復帰しましたが、本当にフィルハでの活動は、今までもこれからも、私にとって人生の宝物です。
ありがとう!フィルハ!
これからも!フィルハ!!